突然入ってきた、友人の訃報…
彼女とは家族ぐるみのお付き合いで、子連れで一緒に旅したことも。
彼女は、私が一昨年病気を患ったとき、同じタイミングで病気になった。
お互い病院嫌い、彼女は私以上の健康志向。
そんな自分たちが病気になる。そして恐怖が込み上げてくる。
医療行為を受けなければならない。受け入れられない現実を少しずつ受け入れながら、手術の当日ギリギリまで気持ちを共有して、励まし合ってやってきました。
手術を乗り越えて、そのあと元気になって、また二人で再会できたときは、本当に嬉しかったな。
お互い大きなものを乗り越えて、大切なことに改めて気付いたり、これからの生き方について夢や希望を語り合ったりしました。
彼女は私より年下で、まだうちより小さい子どもが3人もいる。
生きるとは何か。命とは何か。
いくら気をつけていても、治療しても、死という抗えないものがある。
生まれた以上、死ぬことが決まっており、それはコントロールできないもの。
そして、コントロールできているように感じることも、もしかしたら幻想なのかもしれない。
婚活に置き換えてみると、いくら悩んだり、慎重になったりしても、
自分が経験しなきゃいけないことは、誰を選んだとしてもある程度決まっていて、
コントロールできるものではないのかも。
そう思えたら、 慎重すぎて選べない状態から抜け出せるかもしれない。
結局自分が見たい世界を見ているのだから、誰と一緒になっても、同じような経験・体験をするだろうし、それが究極自分が欲してることなのだから。
婚活で悩んだり苦しんだりしている方は、きっとこの先の人生、辛い局面があったときに、それを乗り越える術を会得するために、この苦しみがあるのかもしれないと、ちょっとでもいいから、思って欲しい。そうすると、きっと道がスルスルっと 開けるかもしれない。
ミニコラム:コントロールできないもの
