「ジャムの法則」ご存知ですか?
人の心理現象を検証する有名な実験なのですが… 婚活の場面でも起きているなと思います。
【実験の内容】
あるスーパーで行われた試食販売の実験です。
〈Aグループ〉24種類のジャムを用意
→ 多くの人が足を止め、試食したが… 実際に購入したのは3%
〈Bグループ〉6種類のジャムを用意
→ 足を止めた人は少ないが、実際に購入したのは30%
〈結果〉選択肢が多すぎると迷いが生まれ、購入に至りにくい
では、なぜ人は「多いと選べない」のでしょうか?
①決断疲れ
選ぶのにエネルギーを使いすぎて疲れてしまう
②後悔の可能性が高まる
「もっといいのがあったかも…」と後で後悔しやすくなる
③満足度が下がる
選択肢が多いほど、「これでよかったのか?」と不安になる
さて、婚活の場面でもこの「ジャムの法則」は強く影響していると思いませんか?
・マッチングアプリやIBJで何十人も候補がいると、1人に集中できず迷う
・せっかくのご縁を「もっといい人がいるかも」と流してしまう
・決断ができないまま婚活が長引いてしまう
こういった心理が働きやすいということを知っておくことが大事。
ジャムの法則を乗り越える考え方
〜「選ぶ」から「出会いを育てる」マインドへ〜
①「出会いは偶然じゃない、今の自分に必要なご縁」
選択肢が多いと、「もっといい人がいるかも」とつい比較してしまいます。でも、“この人が目の前に現れたのは、今の私に必要な出会い” と捉え直すと、出会いへの向き合い方がガラッと変わります。「比べる」から「深める」へ、「足りない」から「大切にしたい」へ。
②「運命の人は “選ぶもの”ではなく、“育てるもの”」
多くの人が「この人だ!」と確信できる出会いを探そうとしますが、実際の成婚者の多くは、最初はピンとこなかった相手との関係を 少しずつ深め、“育てて” 運命の人になっています。「運命」は出会った瞬間ではなく、その人とどんな関係を築いたかで決まるんです。
③「選択」ではなく「選択への信頼」が大事
選択肢が多いと、「この人でいいのかな?」と不安になるのは当然です。でも、“選んだ自分を信じる力” が、パートナーシップには何より大切。「選んだ後に、良い関係にしていける」そんな意思と在り方が、“運命” をつくっていきます。
ぜひマインドを整えて、運命の出会いを育てていける自分になってくださいね♪
ミニコラム:あれもこれもで選べない?
